お役立ち情報

冬に京都で着物レンタル!冬に着物を楽しめる装いとポイントを紹介

いつ訪れても、季節ごとの美しさを楽しむことができる京都。

特に冬は、お正月や初詣などのイベントがたくさん開かれています。また、運がよければ、美しい雪景色も見ることができるでしょう。

和のイベントが多いので、着物レンタルをして観光するのもとても楽しい季節です。

ただ、そんな冬の京都ですが、寒さはとても厳しいものがあります。

そこでここでは「冬の京都を着物で満喫するために、どういった対策をすればいいか」をお伝えします。

「着物は寒いのでは…?」と思っている方も安心してください。しっかり対策をすれば、着物でも存分に楽しむことができますよ!
 

冬に着物を楽しむための防寒装い・アイテム!

着物の防寒対策では「どんなインナーを着ておくか」「着物を着た上から、どう防寒するか」が大切になってきます。

ここでは、冬でもおしゃれに着物を楽しみたい方に以下のような寒さ対策アイテムをご紹介します!

  • マフラー、ショール、ファー
  • 羽織
  • あったかインナー
  • 手袋
  • カイロ
  • ブーツ
  • フリース足袋

 

マフラー、ショール、ファー

マフラー、ショール、ファー
着物の防寒では、首回りを温めることが大切です。

なのでまず、自分の持ち物の中で「着物にも合いそうな、生地の厚めなマフラーやショールはないか」を確認してみましょう。

その際、幅が20cm程度の細いマフラーだと少し着物に合わせにくいので、できれば幅の広いものを用意しましょう。

「着物に合いそうなマフラーやショールは持ってないな..」という方は、着物レンタルショップで、ファーも合わせてレンタルするのがオススメです。

ファーであれば、防寒効果は少し劣るものの、着物の柄をしっかりと見せることができます。念の為、マフラーやストールを使うと、着物の柄が少し隠れてしまう点にはご注意ください。

私たちわぷらす京都では、12月以降、あったかパック(あったかインナー・ショール・カイロ)をご用意しています。インナーやショールの持ち合わせがない方はぜひご利用ください!

着物レンタルあったかグッズもついてくる!わぷらす京都
 

羽織

多くの着物レンタルショップでは、冬場に羽織のレンタルを行っています。(私たちわぷらす京都でも、ご用意しています!)

着物の上から着る羽織は、洋服でいうところのアウターのようなものです。

羽織はひざ下あたりまでの長さがあるので、1枚羽織るだけでもかなり暖かくなります。

また、羽織にもさまざまな柄があるので、着物と帯と羽織の組み合わせを考えて楽しむこともできます!
 

あったかインナー

着物を着るときには、下に襦袢という着物用の下着を着用しますが、この襦袢だけではあまり暖かくありません。

なので、襦袢の下にヒートテックのインナーシャツやレギンスなど、防寒機能がある下着を着用することをオススメします。

ただ、防寒機能のある下着を着用するときには、2つ注意点があります。

1つは「着物の首元から見えないインナーシャツを選ぶ」ことです。

首元のつまったインナーシャツを着ると、着物の下から下着が見えてしまいます。なので、深めのUネックやVネックのインナーシャツを用意しておきましょう。

2つ目は「足袋を履きたい場合、つま先が開いているレギンスを選ぶ」ことです。

レギンスやタイツを履いているお客様がそのまま足袋を着用すると、つま先が開いていないので無理やり足を足袋に押し込む形になってしまいます。

なので「足袋を履きたい」と思っているのであれば、あらかじめつま先の開いたレギンスを用意しておきましょう。
 

手袋

次にオススメするのは「手袋」です。

冬の防寒アイテムとして定番の手袋ですが、着物の寒さ対策として用意するのであれば、ひとつ注意しておきたいことがあります。

それが「腕のあたりまでカバーできるロング手袋を用意する」ことです。

通常、洋服であれば、シャツやトップスが腕の部分を覆ってくれています。ですが、着物の場合、袖が大きく開いています。

そこから冷気が入ってきて身体を冷やしてしまうので、可能であれば、腕まで覆うようなロング手袋を用意しておきましょう。

 

カイロ

冬場の定番、貼るカイロや持つカイロも用意しておくことをオススメします。

ただし、貼るカイロを使う場合、あまり素肌に近い場所には貼らないようにしてください。着物を上から着ると、かなり身体と密着してしまうため、低音やけどの恐れがあります。

やけどしないために、肌着を何枚か重ねた上や、分厚い肌着の上にカイロを貼ることをオススメします。
 

ブーツ

「着物を着るなら、足元は足袋かな?」と思っている方も多いかもしれませんが、着物のときには足袋を履かなければならないという決まりはありません!

なのでブーツなど、防寒効果の高い靴を履いて足元を防寒するのは、オススメの寒さ対策のひとつです。

着物にブーツが似合うのか不安な方は、ぜひネットで「着物 ブーツ」と検索してみてください!

レトロで素敵なコーディネートがたくさん見つかるはずです。

柄の少ないブーツであれば、意外とどんな着物にも似合います。なので、着物レンタルの際にはブーツを履いていくことをオススメします!
 

フリース足袋

「いやでもやっぱり、着物には足袋を履きたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方には、フリース足袋がおすすめです。

表も裏も暖かいフリース生地が使われたフリース足袋は、通常の薄い生地の足袋に比べるとかなり暖かさを感じることができます。

「足袋を履く」と「寒さ対策をする」を両立したい方は、フリース足袋の着用を考えてみてはいかがでしょうか。

冬に最適な柄やコーディネートは以下の記事を参考にしてください。

冬に最適な着物柄は?お出かけに最適なコーディネートもご紹介
 

冬の京都を着物で楽しむための観光ポイント4つ|時間帯別

冬の京都を存分に楽しむためには「朝、昼、晩にどこを観光するか」ということが大切です。

ここでは、それぞれの時間帯別のオススメ観光ポイントをお伝えします。
 

朝〜14時|神社、お寺巡り

まず、太陽が出ている朝〜14時の時間には、神社やお寺を巡ることをオススメします。

神社やお寺を観光する場合、どうしても屋外を長時間歩くことになります。なので、太陽が出ている比較的暖かいうちに観光しておきましょう。

また、京都には有名な神社仏閣が数多くあります。あらかじめ行きたい神社仏閣の場所を調べておき「日が出ている間に回りきれるか」も確認しておくとよいでしょう。
 

14時〜16時頃|食べ歩き

おやつどきの14時〜16時頃は、食べ歩きをするのがオススメです。

京都には有名な食べ歩きスポットが2つあります。

ひとつは錦市場。もうひとつは二年坂・三年坂です。

錦市場は、東西に走るアーケード商店街にたくさんのお店やお土産屋さんが並んでいます。アーケード街なので、風もあまり入ってこない作りになっています。

二年坂・三年坂は、八坂神社や清水寺の近くにある食べ歩きスポットです。こちらはアーケード街ではないため、風を避けることはできませんが「まさに京都!」といった雰囲気の古い町家カフェやお土産屋さんが軒を連ねています。

上記のような食べ歩きスポットであれば「寒いからちょっとお店で休憩したい」「暖を取りたい」と思ったときに、さっとお店に入ることができます。

16時が近づいてくるとさらに寒くなってくるため、寒さが本格的になる前に「食べ歩き観光」に切り替えることをオススメします。
 

17時〜18時頃|花見小路

夜が近づいてくる17時〜18時頃には、祇園の花見小路に行ってみてはいかがでしょうか。

なぜこの時間に花見小路に行くのをオススメするのかというと「舞妓さんや芸妓さんに会える可能性が高い」ためです。

基本的には舞妓さん芸妓さんは、夕方頃までは外を出歩きません。夕方過ぎ頃から、お座敷に行くために街を歩く姿を、たまに見ることができます。

舞妓さんや芸妓さんが提灯の灯った花見小路を歩いている姿は、京都の風情を感じられる情景のひとつです。予定が合えば、ぜひこの時間帯に花見小路を訪れてみてください。

また、花見小路にはお店もたくさんあるため、予約して夜ごはんを食べに行くのもオススメです。

祇園周辺の観光スポットについては、以下の記事も参考にしてください。
 
祇園で着物レンタル!京都観光のオススメ散策コースと着物レンタルプランを紹介
 

18時〜夜|中心街近辺

夜になってくると、かなり気温が下がってきます。18時〜夜の時間帯には、四条河原町駅や烏丸駅近辺など、都心を観光するのがオススメです。

四条河原町駅や烏丸駅近辺はさまざまなお店や施設があり、寒くなったときに入れる場所がたくさんあります。また、東西に伸びる地下道もあるので「寒くてあまり地上を歩きたくない」と思えば、地下を散策するのも一つですね。

18時以降も着物で観光を楽しみたい方に好評の翌日返却オプションなら、わぷらす京都の着物1日レンタルプランに1,100円追加するだけで返却時間を気にせず楽しめます。

 

冬の京都の平均気温、積雪量

京都の冬の平均気温は、以下の通りです。

・京都の冬の平均気温
11月:最高19.3℃、最低9.9℃
12月:最高10.8℃、最低2.8℃
1月:最高8.2℃、最低1.0℃
2月:最高9.5℃、最低0.7℃

また、京都市内は底冷えしますが、あまり雪は降りません。1年を通して、雪が降るのは1、2日です。

なので、雪が降ったらむしろラッキーといえるでしょう。寒いとは思いますが、鴨川や神社仏閣などの美しい雪景色を見に行くことをオススメします!
 

まとめ

ここまで「冬に着物を楽しむための寒さ対策」「冬の京都を着物で楽しむための観光ポイント4つ」などをお伝えしました。

私たちわぷらす京都でも、冬用の着物一式はもちろん、12月以降はあったかパック(あったかインナー・ショール・カイロのセット)もご用意しています!冬も着物をおしゃれに着よう!

八坂神社や花見小路、錦市場までも徒歩圏内のわぷらす京都の着物を着て、冬の京都を楽しんでみませんか?
 
レンタル着物ご予約、わぷらす京都

タグ

この記事の筆者

わぷらす京都

わぷらす八坂神社店スタッフ

小川彩菜

着物レンタルを通して沢山のお客様の笑顔のお手伝いをしたいと考えております。
お客様のご要望を聞き和装コーディネートの提案する時間やヘアセットを決める時間が好きです!
特にヘアセットが得意で、今人気のフェミニンヘアはお任せください。
可愛く仕上げます!
趣味は、音楽・映画・ショッピングです!
是非、わぷらす京都へお越しくださいませ!
かわいいコーディネートをご提案させていただきます!

ロケーション撮影