成人式では、一般的に振袖が着用されます。ですが、なかなか振袖を持っているという方は少ないので「娘の成人式の振袖を購入にしようか、レンタルにしようか」迷っている親御さんも多いのではないでしょうか？
また「レンタルだと質が悪いのでは？」と心配されている方も多いかもしれません。ですが、昭和59年創業の高級呉服店が営むわぷらす京都では、着物の知識あるスタッフがしっかりと質の良い振袖を選定し、揃えています。
この記事では、まず「成人式着物、振袖のレンタル相場」をお伝えします。その後「相場価格の違いの理由」「購入とレンタルのメリット・デメリット」について解説します。
目次
成人式着物、振袖のレンタル相場
成人式で着る振袖のレンタル相場は、レンタルのみでおよそ5万円〜30万円程度と言われています。着付けや他のオプションなどをつけた場合、ここからさらに少し価格が上がることがあります。
ただ、振袖を購入する場合の相場がおよそ30万円〜60万円であることを考えると、それに比べるとかなり安くすむということがわかるでしょう。
ひと昔前であれば「振袖は購入するもの」という意識があったかもしれませんが、現代ではむしろ「振袖はレンタルするもの」という認識が一般的になりはじめています。
わぷらす京都であれば、レンタル相場よりも安い19,800円から高級振袖をレンタルしていただくことが可能です。もちろん、安いからといって質が悪いわけではありません。また、着物‧帯‧⼩物‧草履‧レース⾜袋‧バッグ‧ヘアアレンジまで、トータルコーディネートでご用意しています。
安い着物・振袖レンタルでも大丈夫？
「安いレンタルには安いだけの理由があるのでは…？」
と不安に思う方も多くいらっしゃると思います。
確かに安い振袖レンタルをしているお店の中には「安いけど、振袖本体だけでその他の小物が全部オプションになっている」「安い分だけ質やサービスがよくない」「着付けが別料金」といった着物レンタル店もあるかもしれません。
ですが、わぷらす京都ではそういったことはしておりません。歴史ある呉服店として、高品質な着物を1枚1枚丁寧に準備しています。振袖に関してもそれは変わらず、19,800円というリーズナブルな価格であっても、高品質な着物を「帯‧⼩物‧草履‧レース⾜袋‧バッグ」といった一式と共に貸し出しています。
成人式着物・振袖の相場に差がある理由
レンタル振袖の相場は5万円〜30万円とお伝えしました。ですが「なんでそんなに幅があるのだろう？」と不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。
実は振袖レンタルには「振袖の種類」と「レンタルの種類」があり、それが価格の差を生み出しています。
ここでは、それらの種類について解説します。
振袖の種類（デザイン、絞り染め、刺繍）
振袖にはさまざまな色や柄があります。洋服とおなじく、ありふれたデザインや古くなった振袖は比較的安価でレンタルされがちです。
ただし、他の振袖に比べてデザインが凝っていて、多くの人に人気の振袖であればやはりそれに応じて価格も高くなります。
また、着物には一般的な染色だけでなく「絞り染め」という独特の技法があります。布を糸や器具で絞ったり挟んだりした上で染料に浸すことで、独特な質感や色合いを作り出す技法です。
この絞り染めの作業は、職人がひとつひとつ手作業で行うため非常に時間がかかります。それゆえ、着物の価格も高額なものになりがちです。なので、絞りの振袖をレンタルする場合には、一般的な振袖よりも高額になることが多いといえるでしょう。
最後に、刺繍の有無もレンタル費用が高くなってしまう理由のひとつです。「刺繍がたくさん入っている振袖のほうが華やかでいい」と感じる方も多いと思いますが、刺繍が多いということはそれだけその振袖を作るのに時間がかかっているということ。必然的に値段も高くなってしまいます。
このように「その振袖を作るのにどれくらいの時間と労力がかかっているか」によって、振袖のレンタル価格は変わってきます。デザイン性の高い振袖や、絞りや刺繍などの加工が多く入った振袖をレンタルしたいのであれば「相場価格より少し高くなる」と考えていてよいでしょう。
レンタルの種類（仕立て上がり、オーダー、誂え（あつらえ））
振袖レンタルでは、一般的な着物レンタルと異なるレンタル方法を提供していることがあります。
それが「オーダーレンタル」「誂え（あつらえ）レンタル」です。ちなみに、一般的な着物レンタルと同じく、仕立て上がっているものをレンタルする場合は「仕立て上がりレンタル」と言われます。
まず「オーダーレンタル」についてご説明します。オーダーレンタルでは、振袖を体型に合わせて仕立てるところから対応してもらえます。振袖・着物の場合、丈が長い場合にはおはしょりで対処できても、丈が短い場合には着ること自体が難しくなります。そういった場合に本人の体型に合わせて仕立ててもらうことで、より綺麗に振袖を着こなせるよう調整してもらえます。
次に「誂え（あつらえ）レンタル」は、布（反物）を染め上げるところから、こちらの希望を聞いて仕立て上げてくれます。ただ、そうすることでやはり時間や労力は非常にかかりますので、レンタル価格は高くなります。
このように、振袖レンタルにはいくつか種類があるため、それによって振袖レンタル相場に大きな幅が出ているのです。
成人式振袖をレンタルするメリット・デメリット
成人式で着る振袖をレンタルすることには、メリットとデメリットがあります。ここでは、成人式で振袖をレンタルするメリットを3つ、デメリットを2つご紹介します。
1つ目のメリットはなにより「安い」ということです。
購入の場合安くとも30万円はしてしまう振袖を、レンタルであれば2、3万円ほどの価格から借りることができます。
また、最近は成人式で振袖をレンタルする人も増え、需要が増えているので「レンタルだから質が悪い」「レンタルだからサービスがよくない」といったことはほとんどありません。
2つ目のメリットは「デザインを選べる」ということです。購入の場合もデザインを選ぶこと自体はできますが、レンタルとは価格の上がり幅が大きく違います。
レンタルであれば比較的安く、デザイン性の高い振袖や絞りや刺繍のある振袖などを選ぶことができます。
絞りや刺繍の多い振袖などは、購入すると本当に高価なものが多いので、この点はレンタルの大きなメリットといえるでしょう。
最後に紹介するメリットは「メンテナンスの必要がない」ということです。
レンタルであれば、当日、また前撮りのときに着て、あとは返すだけなので振袖の保管を考える必要がありません。
また、着物・振袖の正しい知識を持った店員さんたちが保管してくれているので、振袖のシミやほつれなどの心配もいりません。
もし自分で所有していると、そういった保存方法や保管場所、ほつれなどの対処もしなければならないので、レンタルのほうが楽に振袖を使うことができるでしょう。
一方でデメリットとしては「返さないといけないので、自分の持ち物にはならない」ということが挙げられます。
レンタルなので、自分で所有することはできません。「成人式の記念にしたい」など、振袖を所有したい場合には購入のほうが適しているでしょう。
2つ目のデメリットは「あるものの中から選ぶ必要がある」というものです。
誂え（あつらえ）で振袖を購入できる場合、イチから自分の好みをもとに振袖を作っていくことができます。それに比べると、基本的に仕立て上がった振袖の中から選ぶレンタルは物足りなく感じるかもしれません。
まとめ｜高品質な振袖を安くレンタルしよう！
ここまで「成人式の振袖レンタル相場」や「振袖レンタルのメリット・デメリット」などをお伝えしました。
最近は成人式に出るときに振袖レンタルを使う人がとても増えています。それに伴って「安く、質の良い振袖」を貸し出している着物レンタル店も増えてきました。
私たちわぷらす京都は、昭和59年創業の呉服屋の経験や知識、つながりを活かして、高品質な振袖・着物をリーズナブルな価格でお客様にレンタルさせていただいています。
成人式の振袖レンタルでお悩みなら、ぜひ一度ご相談ください！
振袖の一部をご覧いただけます。
その他の振袖レンタルについてはお気軽にお問い合わせください。
この記事の筆者
わぷらす八坂神社店スタッフ
小川彩菜
着物レンタルを通して沢山のお客様の笑顔のお手伝いをしたいと考えております。
お客様のご要望を聞き和装コーディネートの提案する時間やヘアセットを決める時間が好きです！
特にヘアセットが得意で、今人気のフェミニンヘアはお任せください。
可愛く仕上げます！
趣味は、音楽・映画・ショッピングです！
是非、わぷらす京都へお越しくださいませ！
かわいいコーディネートをご提案させていただきます！
